2012年8月27日月曜日

ターン。(4/2)


本日の担当、照明部の森田です
昨日の晩御飯もロクに思い出せない僕ですが、
何とか脳みそかき回してあの日の記憶を引っ張り出してみます。


撮影7日目、
この日は物語の1つの山場であります、ありす(脇さん)と修二(下村さん)の大事なシーンが待っていました。



( ^ω^) 今日はありすと修二ぶつかり合いもあるゲイバーの撮影……超楽しみ。照明も頑張るぞ

( ^∀^)…ロケハンからみっちり準備したし、ぬかりはない  …げほげほ

( ^ω^) 序盤はインフルで体調不良のスタッフもいたけど  …げほげほ

(^ω^ )( ^ω^) …皆調子良くなってきて、モチベーションもいい感じ。  …げほげほうっふ




何やかんや撮影も順調に進みまして、心身ともに余裕も出てき始めた頃、
お上からのお達しが…


(▼皿▼メ) お前(僕の事)、次のシーン撮ってる間に病院な

(汗^ω^) ???

(▼皿▼メ) お前も診てもらって来い

( ^ω^) …ワカリマシタ…


そんなこって、僕にもインフルのターンが回ってきまして…
流行りに疎い僕ですが、この流行には乗るまいと心がけてはいたのですが………
うーん、やっぱり態度でバレてたな。畜生僕。


( ^ω^) あぁ、次のシーンは…


そう思いつつも、ここは準備から一蓮托生でやってきた(はずの)
照明部のスタッフに託し、いざ病院へ。


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病院着。
隣には美術部・踏江(お前もか…)。


看護婦さん「では熱を測ってください」

僕・踏江「はい」

僕「とりあえず適当に…」

踏江「38℃超えてるんですけど」

僕「え?(僕35℃から上がらないんだけど。。。っていうかピピっていうのも鳴らないんだけど)」
僕「(まぁ、いいか)」

お医者さん「じゃあ体温計見せてください」

僕「どぞ」

お医者さん「あぁ、ただの風邪ね。じゃあお薬だすから」

僕「(え?喉あーんとかはしなくていいの?)インフルはないですか?」

お医者さん「あぁ、熱ないからダイジョブ、ダイジョブ」

( ^ω^) …

お医者さん「これから用事?」

僕「あぁ、撮影です。ゲイバーで

お医者さん「ゲイバー?撮影?」

僕「あぁ、映画です。映画」

お医者さん「あぁ、映画ね」

( ^ω^) … なんなら違う病気も調べてみるかコノヤロウ


そんな事もありまして、インフルの容疑も晴れ、無事その後の撮影に復帰できた僕でした。
ちなみに踏江さんはね…



そんな冗談はさておきで、
兎に角、どんなお仕事でもそうだと思うのですが、体調管理は大切。
そんな事を身にしみて感じた撮影日でした。

また、1番楽しみにしていたシーンは不参加になってしまいましたが、
本番までに、照明部全体で何度も準備を重ねたことが活き、安心して本番を任せることができました。


自分が何のスキルも持たない素人同然のスタッフだと言い聞かせ、
不安から、納得いくまで(もっとできただろうけど)準備を重ね、身体を動かすことで、
何とか松国監督の力になれたのではないかと勝手に思ってます。


ではでは、僕の戯言はこの辺で…



スタッフの皆さんが病気にまでなってしまうほど、熱を入れて撮影させて頂いた映画ですので
その思いが少しでも伝わればと…
少しでも興味を持って頂ければ是れ幸いです。




【家ナシ演出部の一言日記】No.9

※撮影直前に引越しする事になった演出部の黒柳くん。が、家の引渡しのタイミングを間違え、家ナシでしばらく過ごすハメになってしまいました…。

撮影場所のゲイバーが新居の近所!!しかもベスパで行けば、約5分!!当日は早く着きすぎて、他のスタッフの到着を待つ。家があるって…素晴らしい!





☆☆ 予告も見てね!!!! → 映画『ふとめの国のありす』予告 ☆☆