2012年9月3日月曜日

ピチャン、ピチャン(4/3)


はじめまして。
録音部助手の黒髪眼鏡、谷山です。
普段は録音された音を編集する勉強をしているのですが、今回は撮影現場から参加させていただきました。


うさぎの家の撮影日、この日は私が撮影に復帰した日でした。
(撮影三日目にインフルエンザにかかり、しばらくベッド&ポカリと友達になってました。本当に情けない…)

さてさて、私は録音部ということで、撮影中はマイクで音を録っておりました。
今回、録音部は2チームありました。
役者さんの台詞をしっかり録る!担当のAチーム
奥行きを出すために少し離れた所から音を録る!担当のBチーム


私はBチームでした。

ということで、玄関のシーンではカメラに写らないよう、尚且つきちんと音が取れるようひっそりと。
階段に潜んでマイクを出しておりました。



いいマイクなので、色んな音が入ります。
お腹の音とかも綺麗にとれちゃいます。
家の近くでやっていた工事の音がよく入るよく入る。

マイクの角度もろもろ変えて、工事の音がなるべく入らないよう相方と試行錯誤しておりました。
(ちゃっかりこの間、うさぎの義弟役の七聖くんと色んなお話したり、ヒロインの木咲さんと写真を撮ってもらったりもしました)


この日の天気は夕方から
途中まで順調でしたが、ついに降ってきたのです。
雨が。
弱い雨だったので雨の音は入らなかったのですが。


聞こえてきたのです。

リビングでの撮影中、
「ピチャン、ピチャン」と。

どうやら台所付近の雨樋か何かに溜まった雨がこぼれる音のよう。
大事な台詞の所で入らないかヒヤヒヤしてました。


雨が空気を読んでくれたので結果的に大丈夫でしたが。

撮影が終わってから風や雨が強くなってきたので、本当良かったです。

電車止まってお家になかなか帰れなかったですけどね☆



マイクを通すと普段耳で聞いているより、色々な音が良く聞こえ、録れます。
いかにいい状態の音を録るか、またどう編集するか。
その大変さを痛感した作品でした。



『ふとめの国のありす』は、
台本を読んで「これ好きだわ~」と思えた作品です。

少しでも気になった方、よかったら見てみてくださいね。




【家ナシ演出部の一言日記】No.11

※撮影直前に引越しする事になった演出部の黒柳くん。
が、家の引渡しのタイミングを間違え、
家ナシでしばらく過ごすハメになってしまいました…。

雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、嵐のなか帰宅。
直ぐに入れる風呂があり、キッチンにいけば食料の備蓄がある……
感動の涙を堪えつつつ、今日はパスタをいただく。
ベスパとパスタって
似てるな……




☆☆ 予告も見てね!!!! → 映画『ふとめの国のありす』予告 ☆☆