よろしくおねがいします。
踏切での録音について書きます。
(P注: ちょっとブレてますが、イソダテ君)
数分おきに電車が来るものですから、その隙を狙っての撮影になりました。
電車以外にも、人・車の往来もそこそこある道路で、さらにすぐ横の線路の数百メートル先に並行する形でもう一本線路が走っていて、録音部としては気をつけなければならない音が多かったです。
それでも、撮影直前まで心配していたよりは、ずいぶんうまいこといったかなと思います。
撮影中の現場ではいっぱいいっぱいで気付かなかったのですが、ブログにあがっている撮影現場の様子の写真見ると、あっ!映画の撮影してるっぽいなあと思いました。
(なんか薄っぺらでしょうもないこと書いてんな~。お前ほんとに現場いた?)
なんてこれを読んだ人の心の声が聞こえるようですが、
僕はほんとうに現場で働いてましたよ。
今回録音部Aチームが使用した主なガンマイクはゼンハイザーのMKH-816です。
こいつがなかなか難しい奴で、目標から少しでもずれると簡単に音が外れてしまう(P注:音がしっかり録れない)のです。
動作音もですが、とにかく台詞ははずしたくないと、執念でガンマイクの先はキャストの口を狙っていました。
踏み切りの撮影だけではなくどのシーンもそうですが、
「はずしたくねえ、はずしたくねえ」
と、現場では常にこう考えていました。
逆にいえば、あの時はほとんどこればっかり考えていたので、他のことはよく覚えていないのです。
せっかくの現場、未熟者とはいえ、もったいない事をしたなぁと今になって少し思います。
映画はアツいものになっていると思います!多くの方に劇場でみて頂きたいです。
【家ナシ演出部の一言日記】No.14
※撮影直前に引越しする事になった演出部の黒柳くん。
が、家の引渡しのタイミングを間違え、
家ナシでしばらく過ごすハメになってしまいました…。
初めて助監督っぽいことを書かせていただきたいと思う。
家なし日記のネタが無いのはここだけの内緒にしていただきたい。
上のブログにもあるように踏切での撮影は、本当に大変でした。
技術部のみんなも大変だったけど、演出部も大変でした。
特に周辺住民の方(おばちゃん)たちが「何してるんだい」って感じで撮影を覗きに来ていただきNGになり、車、電車のタイミングを見計らって本番をスタートさせたりと……
たまには現場のことも書いてみました。
別にネタ切れとかではないので、これからも、よろしくお願いします
☆☆ 予告も見てね!!!! → 映画『ふとめの国のありす』予告 ☆☆